溢れる

 この場所に越してきて早22年。

様々な家電が寿命を迎えていきました。

そんな中とうとう先週月曜日夜に給湯器が壊れてしまいました。

給湯器の寿命は長くて15年らしいので良く持ってくれたとは思うのですが突如止まらなくなったお風呂の給水口からの水はまるで滝のよう。

「あふれる〜あふれる〜あなたを〜したう〜おもい〜」と、なすすべなく歌う私を尻目に英児先生は慌てて雨の中元栓を閉めに外へ出ていきました。

一時的に水は止まったもののこのままでは全ての水が使えない。

この時点ではお風呂の問題であってまさか給湯器に原因があるとは思っていませんでした。

電気関係でいつもお世話になっている大塚先生に伺うと、その症状は給湯器の問題だとのアドバイスいただき、早急に交換することとなりました。

給湯器に原因があると教えていただかなかったら、私は今頃お風呂のリフォームを必死で考えていたと思います。

自分が思っていた場所と全く違う所に原因がある、、、

人生における教訓のようです。

そういえば箴言にこのような箇所があります。

「自分を知恵あるものと思うな。」

アーメン。

 (小山晶子牧師婦人)

欧州万年草

教会の周りに咲いていた黄色い花の正体が判明しました!

欧州万年草(オウシュウマンネングサ)と言うそうです。

ベンケイソウ科マンネングサ属、寒冷地でも放任で咲くそうです。

なんてありがたい。

ヨーロッパに自生する多年生植物がなぜこんなに教会の周りに、まるで植えたかのように咲いているのかは謎です。

天使が植えてくれたのでしょうか?

去年までは全く気づかなかったので、ますます不思議。

黄色い教会の壁に色合いがぴったりで見るたびに嬉しくなってしまいます。

今年は薔薇も沢山咲いて良い香りがしばらく続いていましたし、車道側の花壇の花も隙間がないほど咲いていて何度も写真を撮りました。

南高梅の木も立派な実が鈴なりで収穫が待ち遠しいです。

唯一残念なのはアーモンドの木。

どうやら虫が入ってしまったようで枯れてしまいました。

また是非トライしたいと思います。

人間が成長や変化を楽しむことができることも神様の恵みなのですね。

今日で献堂22年。

この教会も様々なシーズンを通りながら成長していることを感謝します。

これからも主の御手の中で育まれていきますように、祈ります。

(小山晶子牧師婦人)

「救急搬送されました」

穏やかでないこのタイトル。

先週火曜日の出来事です。

夜9時を少し回った頃だったと思います。

私の携帯電話が突然なり始めました。

見ると発信元は高砂西部病院。

なぜこの病院から電話が??

父に何かあったのか?などなど電話を取るまでの2秒ほどの間に様々な疑問が頭の中を駆け巡りました。

「こちら高砂西部病院です。先ほど小山嗣音さんが怪我をしてこちらに救急搬送されました。どなたか病院まで来れる方はいらっしゃいますか?」

電話を持つ手が震えました、、、。

結果としては大事には至らず、次の日には退院することができました。

ことの顛末はこうです。

夜野菜を買いに行こうと自転車で近くのスーパーに行った嗣音。

いつも通る広い道は車の往来やスピードが速いので、なかの道を通って教会に戻ろうとしたのですが暗かったこともあり、道だと思って進んだ場所がなんと用水路。

で、そのまま自転車ごと落ちてしまったのだそうです。

そこにたまたま居合わせたドライバーが救急車を呼んで下さったとのこと。

骨折や縫うほどの怪我もありません。

神様の守りの中でこの程度で済んだのだと思いました。

(小山晶子牧師婦人)

持ってても

ちょうど自分の誕生日と兵庫滞在が重なっていたので、せっかくだから神戸で叶えたかった願いを実行しよう!ということになりました。

それは数年前リラのコンサートで行った会津鶴ヶ城に飾ってあった絵の本物を神戸市立博物館に見に行くという事です。

レプリカでも充分迫力がある絵なのですがぜひ本物を見てみたいと!とずっと願っていたのでワクワクしながら行ってみたのですが、どこにもその気配がないのです。

そんなはずはない。会津でも確認して博物館のホームページでも確認したのに。

泰西王侯騎馬図(たいせいおうこうきばず)は確かにここにあるはず。

受付に尋ねるとよくわからないと言われ、さらに上の方に聞いてもらったところ、

「ここにはあるが今は展示されておらず今後の展示も未定」

とのこと。

じゃあなんのためにここに置いてんねん、、、。

これこそまさに「あかりをつけてそれを枡の下に置いている状態」ではないかと思いました。

イエス様の光がそこにあるはずなのに誰も見ることができない、知られてもいない。影響を与えない、そんな悲しいクリスチャン生活にならないようにしたいものです。

(小山晶子牧師婦人)

母にあう

半年ぶりに両親に会いました。

私にしてはかなり頻度高めです。

状況が許さず数年会えないことも珍しくなかったので、嗣音の引越しのためとはいえ両親の様子を見る機会が与えられて感謝です。

父が喜んで教会に通っていること、大きな声で讃美歌を歌っていること母が庭に植えた野菜が成長している様子など日常に触れることができました。

今回驚いたことは私が英児先生に買ったスマホケースと母が父のために買ったスマホケースが色も形も全く同じものだったことです。

こんな偶然があるのですね。

ああ、自分はやはり母に似ているし影響を受けてるんだなあと嬉しく思いました。

わたしたちはクリスチャンとして、何よりもイエス様の影響を強く受けていたいと願います。

イエス様だったらこんな時どうするだろう。

イエス様だったらどんなふうに言葉をかけるだろう。

イエス様だったらどう祈るだろう、、、。

私たちは尊敬していたり憧れている人の影響を受けやすいと思います。

これまで以上にイエス様と親しくなって、もっともっとイエス様の影響を受けていきましょう!

聖霊さま、来てください。

(小山晶子牧師婦人)

旅立ちの日に

それなりに淋しくなってきました。

次男の嗣音が今週火曜日ここを旅立ちます(と言っても荷物と共に親が兵庫に送って行くのですが)。

まだハイハイをしていた頃にこの会堂に越してきて、皆さんの祈りと励ましの中成長することができました。

中学に上がることにはほとんど喋ってくれなくなり何を考えてるかわからずイライラハラハラしながらの思春期。

絶対に行きたくないと言っていた東京基督教大学に入学し、コロナ禍でのオンライン授業が約2年、受験や行事などを考えると最も打撃を受けた学年でもあったと思います。

嗣音くんは卒業後どうするの?といろんな人から言われ、どうするんでしょうね、と答えるしかなかったもどかしい日々。

神様が導いてくださるところに歩めますようにと祈ることだけが親としてできる精一杯でした。

この度私の母教会でもある尾上聖愛教会で働き人としての歩みをスタートすることになりました。

とても不思議な気持ちです。

私は22歳で栄シャロームに、嗣音は22歳で尾上聖愛教会に。

私たちの思いを遥かに超えて御業をなされる主に委ねて、旅立ちを祝福したいと思います。 

(小山晶子牧師婦人)

のど飴

この冬から春にかけてずいぶんのど飴のお世話になりました。

最近は選ぶのが楽しいほどいろんな種類ののど飴が販売されていますが、龍角散のど飴は以前からリラメンバーの必需品でもありコンサート会場入りする前に必ずと言っていいほど購入しています。

ただ、これを口に入れていることをすっかり忘れて本番の舞台に上がってしまい、焦ったことは一度や二度ではありません。

そんな時は他のメンバーが自己紹介をしている間に必死で飴を噛み砕き水を飲むふりをして流し込みます。

マイクが音を拾わないようにしかも確実に噛み砕かなくてはならないのでなかなかの緊張感です。

失敗といえば目を瞑って歌っていたらマイクに歯がぶつかってしまってその音が入ってしまい恥ずかしかったことも何度もあります。

でもそんな時は「恥は我がもの栄光は主のもの」と思いクヨクヨしないようにしています。

根拠はローマ書8章28節。何度この御言葉に励まされ支えられてきたかわかりません。

全てを働かせて益としてくださる主に信頼して、今週も前進していきましょう!
(小山晶子牧師婦人)

ザリガニ池の異変

天候不順が続き低気圧の影響をもろに受ける今日この頃。

なかなかすっきり清々しい日が少ないですがそんな中でも裏の川を少し散歩しては気分転換をしています。

鳥たちの求愛の歌に耳を傾けたり、流れる水のリズムに癒されたり、とても素敵な環境です。

日曜日の礼拝後、ぜひ皆さんも散歩してみてください。

冬の間すっかり枯れてしまっていたハンゲショウも若芽が出始めました。

息子たちが幼い頃は教会学校も男の子が多くて、夏のキャンプや礼拝後の自由な時間によくザリガニ池でザリガニを捕っていました。

先日の大雨の後久しぶりに池を覗いてみたら、何故か小さくて透明なエビが大量発生していました。

もちろんザリガニもいるのですが圧倒的にエビの数が多いのです。

調べてみると川に生息するエビはわかっているだけでもざっと16種類いるそうで、似たような外見のものもいるため捕獲してみないと正確な名前を調べられません。

気になる、、、。

でも大人一人ではちょっぴり恥ずかしいので教会学校のみんなを誘って捕獲しに行こうかと思案中。

誰か一緒に行ってくれるかな?

(小山晶子牧師婦人)

ヒノキよ、お前もか

ようやくコロナから体調が回復し日常を取り戻したのも束の間、ヒノキの花粉の飛散がピークを迎え頻繁に大きなくしゃみが出るようになってしまいました。

この時期にリラのコンサートが入ってなくて本当に良かった、、、などと思っていた矢先にメンバーの塚田献さんが大動脈解離で緊急入院したという連絡を受けました。

現在も集中治療室で処置を受けている状態です。(昨日、一般病床に移ったとの連絡がありました。)

献さんの癒しはもちろんのこと、そばにいる家族、教会の方々のためにもお祈りいただければ幸いです。

人生は想定外のことが起こりますね。

どんなに綿密な計画を立てていても一瞬で崩れ去ってしまう。

でもキリスト者の希望は、神様が全てを働かせて益としてくださることに望みを置くことができることだと思います。

たとえ失敗してもそれを用いて良きものへと変えてくださる主に信頼して今週も誠実に歩んで行きましょう。

明日は わたしには
わからないけど
明日を守られる
イエスがおられる

(小山晶子牧師婦人)

血管の長さ

数週間前の教会学校の時間に、ひょんなことから人間の血管の長さはどれくらいかという話になりました。

改めて調べてみると1人の人間の血管(毛細血管も含めて)を繋ぎ合わせると実に10万キロメートル、つまり地球を二周半する長さだそうで、その距離をたった30秒で血液が一周しているのだということがわかりました。

まさに神業、これぞ神業。

わたしたちは頑張って自分で心臓のポンプを動かしているわけでもありません。

本当は生かされているのに、まるで自分たちで命をコントロールしているかのような表現に最近特に違和感を覚えます。

安楽死の合法化や、中絶を女性の当然の権利だと認めることなど、人権という心地よい言葉を使って本来は人が触るべきでない領域に踏み込んでゆく時代となり恐ろしさを感じています。

神は神であり人は人であるという大切な原則を見失う時、秩序が否定される風潮の現代において人はますます混乱していくことになるのだと思います。

聖書を信仰と生活の唯一の規範とするキリスト者にとって更に厳しい時代となることを覚悟しなければと感じる今日この頃です。

(小山晶子牧師婦人)