「コリントまで何マイル?」

先週金曜日の祈祷会は、このタイトルで新約聖書の舞台である古代ローマ世界を共に学ぶ時間を持ちました。

時間の関係で話しきれなかったことの一つに使徒の働き18章12節の記述に関する事柄があります。

ところがガリオという人物がアカヤ地方の総督であった時、ユダヤ人たちはこぞってパウロに反抗し彼を法廷に引いて行って

ここにはとても重要な情報が記されています。

なぜならこの記述のおかげでパウロがコリントにいた時期がほぼ特定できるからです。

100年前にこのガリオに関して書かれている碑文が発見され、それが当時の皇帝であったクラウデイオ帝の即位12年目、紀元52年のものであることがわかっています。

ガリオは51年に2年任期の予定でアカヤ地方の総督となりましたが彼の兄弟の記録からガリオがコリントについてすぐ体調を崩し、一年で職務を離れたことがわかっています。

つまりガリオがコリントにいたのは51年初夏からの52年春。

当然パウロもその時期にコリントにいたということが明確になり、年代の特定に図らずもガリオが大きく貢献したことになったのです。

 (小山晶子牧師婦人)

あきこの知らない世界

リラメンバー松浦千登勢の17歳年下夫が30歳で総合格闘家を目指すと言った時、びっくりするやら呆れるやらで何も言えなかった数年前。

しかもプロを目指すという言葉に腹立たしさすら覚えました。

畑は違えどプロになるということの厳しさは精神的にも経済的にもどれほど大変か少しは知っている者として、手放しで賛成は正直できませんでした。

だいたい総合格闘技って何?

殴り合うんでしょう?

生活どうすんの?

妻がいるのになんて無責任な。

わたしの心はおおよそこんな思いでした。

ところが千登勢は夫を支え続け、一番の理解者となって時にはセコンドをやり、祈り励まし続けたのです。

厳しい総合格闘技の世界で彼は本当にプロになり、本日東京で新人王決定戦に出場することになりました。

この数年間、千登勢を傍で見ながら思いました。

これこそ無償(アガペー)の愛だ、と。

聖霊なる神様も、危なっかしい私たちの歩みを見捨てることなく励まし、セコンドにつき、支えてくださってるんだと。

あの時賛成できなくてごめん。

応援できなくてごめん。

だからきょうはその分も全力で勝利を祈るからね。

(小山晶子牧師婦人)

ぶんでんリレー

いのちのことば社文書伝道デー「ぶんでん」。

コロナ前までの20年はどは、いのちのことば社スタッフが日曜礼拝後に教会を訪問し文書の販売と証の働きをしていました。

様々な変化の中で模索し、試験的に始まったのがこの「ぶんでんリレー」です。

コンパクトではありますが評判の良いキリスト教書やグッズを中心にセレクトしたボックスが、近隣の教会を数日ずつ巡っていくというこの企画。

紙媒体のものを読む機会が激減した昨今ですが温もりのある紙のページをめくって読む良さがあると思います。

オアシス横浜になかなか行けないという方にとっては大きな助けになる機会だと思います。

注文することも可能ですので是非ゆっくりとご覧ください。

送料がかからないのも助かりますよね。

現金での取扱のみとなりますのでその点のみご注意ください。

コロナ禍以降、日本のキリスト教会は実は危機的な状況となっています。

閉鎖する教会、牧師がいない教会も増え、わたしの友人牧師も兼牧を余儀なくされています。

小さなキリスト教界でぶんでんの働きが消えてしまうことがありませんように。

 (小山晶子牧師婦人)

目指せ!エパフロデト

デボーションでピリピ人への手紙を読んでいます。

パウロは多くの手紙を諸教会に書き送っていますが、時には厳しく、時には宥めるように指導している様子を見ながら以前とはまた違った視点で様々な気づきがあり、楽しく豊かな神様との時間を過ごしています。

そんな中でいまは特にピリピ2章に出てくるエパフロデトが心に留まっています。

パウロは彼のことを「わたしの兄弟、同労者、戦友」と紹介しています。

パウロの宣教活動を支えた人物としてはテモテやプリスキラ、アクラが有名ですが、エパフロデトに対する思いは特別強いように感じました。

パウロが経済的に厳しい状況の時に支えてくれたことや、命をかけて助けてくれたことなど、どれほどその存在が心強かったかが伝わってきます。

これまではさらっと読んでいたエパフロデトに関する記述が、今回は感動と共に心に迫ってくるのです。

それはわたし自身の献身者としての歩みの振り返りとも重なってきます。

エパフロデトのような方々の支えがあったことを感謝すると共に、わたし自身も誰かのエパフロデトでありたいという祈りへと導かれています。

(小山晶子牧師婦人)

こころのざわめき

元旦礼拝後、皆さんを見送りちょうど片付けがひと段落した頃だったでしょうか。

カタカタと何かか動く音、ゆらゆらと揺れるハンガー。

あれ?なんとなく地面も揺れてるような気がする、、、いつものトラックの揺れとは違う感覚に地震だと気づきましたが、日本海側でまさかこんな大地震が起こっているとは思いもしませんでした。

今もなおライフラインの途絶えた場所で過ごしておられる方々のことを考えると言葉もありません。

HOPの理事である梶山先生は石川県輪島市の出身です。

数日前、救援物資を届けると共に連絡が取れない親戚の方々の安否確認のため現地に向かったことを知りました。

いまなお余震が続く現地での活動が守られることを祈るばかりです。

このような状況を踏まえ、今月の宣教献金は今回の地震で被害を受けた教会や現地での支援活動、物資調達のための献金とさせていただきたいと思います。

こころのざわめきはまだまだおさまりそうにありませんが、神様がこの国を憐れみ、希望の光で照らしてくださることをみんなで心を合わせて祈りたいと思います。

(小山晶子牧師婦人)

大晦日

今年は珍しい。12月31日が日曜日なんて。

きょうが今年最後の日ですが、新しい年を迎える準備はもうできましたか。

この一年を振り返る時間もないままに新年を迎えるということがないようにしたいものですが、どんどん速くなってゆく時間の流れに少々戸惑っています。

この一年、何ができたんだろう。

神様の御心を第一に歩めただろうか。

振り返ろうとしても忘れてしまっていることも多くて。

しかも正直なところわたしの心は様々な状況の中で不安、恐れ、落ち込みの中にあります。

いつも喜び絶えず祈り全てに感謝することが難しい中で、葛藤しながら過ごしています。

こんな時は「聴くドラマ聖書」を流しながら詩篇77篇11節-12節を実践するのが一番。

『私は、主のみわざを思い起こそう。
 まことに、昔からの
 あなたの奇しいわざを
 思い起こそう。
 私は、あなたのなさった
すべてのことに思いを巡らし、
あなたのみわざを、
静かに考えよう。』

(小山晶子牧師婦人)

今年もあと7日

クリスマスおめでとうございます。

12月24日が日曜日になったので、きょうはクリスマス特別礼拝、食事会、キャンドルサービスが一度に行われるという珍しい一日。

特にキャンドルサービスは午後6時からですので皆さん無理のない範囲でご参加くださいね。

ところで今年も残すところあと7日となりました。

来週は12月31日大晦日。

そして2024年1月1日の元旦礼拝(13:30から)へと続きます。

今年もいろんなことがありましたね。

コロナ禍から少しずつ日常に戻ることができて感謝でした。

特に2023年の後半は岩渕まことさん由美子さんコンサート、HOP訪問、オープンチャーチ、健爾兄お別れバーベキュー、クリスマスマーケット、その合間にリラコンサートが。

今日のキャンドルサービスで一区切りかなと思っています。

主の憐みの中で「弱い時に強い」というパウロの言葉を追体験する日々でもありました。

我が家としては今年は「勇児の引っ越しで始まり勇児の引っ越しで終わった」感もありますが、新年礼拝からまたこちらにおりますのでどうぞよろしくお願いします。

(小山晶子牧師婦人) 

来週はクリスマス礼拝

12月も半分以上が過ぎました。昨日はクリスマスマーケット@Sakaeが無事行われ(たと信じて。これを書いているのは木曜日です)、本日アドベント第3週を迎えることができ感謝します!

来週はクリスマス特別礼拝、食事会、そしてキャンドルサービスが行われます。

食事会は実に4年振り。

今までの食事会とはまた違う新しい形を模索しながら、みんなでまた作っていければと思います。

イエスさまがお生まれくださったことを感謝し、福音を伝える機会となることを祈りながら備えていきたいと思います。

そして、、、剣ではなく愛を持って平和の君としてお生まれくださったイエス様が、憎しみと争いが続くかの地を癒してくださるようにと祈ります。

「ひとりのみどりごが
わたしたちのために生まれる。
ひとりのおとこのこが
わたしたちに与えられる。
主権はその肩にあり
その名は
不思議な助言者 力ある神
永遠の父 平和の君と呼ばれる。」
(イザヤ書9:6)

(小山晶子牧師婦人)

知らんかった

サツマイモは寒い場所で保管すると痛みが進みやすいってご存知でしたか?

先日いきなり団子のためのサツマイモを南部市場に買いに行った折に、お店の人が親切に教えてくださいました。

サツマイモを寒い場所で保管すると低温障害を起こして内部が黒く変色し腐ってしますのだそうです。

必ず10度を下回らない場所で保管するようにとのことでした。

半世紀それを知らずに生きてきました、、、。

寒い方が持ちがいいだろうと勝手に思い込んでいましたがお店の人曰く「冬は布団をかけるくらいがいい」とのことです。

何箱も買ったので心配してくださったようです。

それにしても思い込みって怖いですね。

人間関係でも摩擦を起こす原因にしばしばなりますが「絶対言った」「言わない」で揉めたり、絶対こうだったと決めつけてしまったり、自分は絶対間違ってないと言い張ったり。

年齢が進んでいくにつれ自分の記憶に自信がなくなってきて最近わたしは「絶対」という言葉を使わないようにしています。

そのおかげか夫婦間でもずいぶん摩擦が減りました。

「正しすぎる」事のないようにお互い気をつけたいものです。

(小山晶子牧師婦人) 

いも3種

なかなか寒くならなかったので石油ストーブも出番がなく、大好きな焼き芋を作ることができませんでしたが、ここにきてようやく冬らしい気温となり喜んでいます。

シルクスイート、紅はるか、紅あずまの3種の芋をスタンバイ。

日本にはおよそ40種類のサツマイモがあるそうなので、ききサツマイモなんてやったら楽しそうですね。

そしてサツマイモといえばいきなり団子!

今年もクリスマスマーケット(12月16日午後2時から本郷台駅前広場にて)で販売します。

HOPもブースを出してコーヒーを出す予定ですしステージでは栄シャロームのワーシップチームがバンドで、またトリオでクリスマスキャロルを歌う予定でこちらも絶賛練習中。

PAの担当も栄シャロームです。

限られた人数で精一杯頑張るという感じです。

わたしも何か手伝えるよーという方がいたら教えてください。

みんなの体調が守られるようお祈りください。

そして栄区の方々にそれぞれの働きを通して神様の愛と恵みが流れて行きますように、お祈りくださいね。

事故やトラブルからも守られ、祝福いっぱいの1日となりますように!

(小山晶子牧師婦人)