「また私は、別の獣が地から上って来るのを見た。それは、子羊の角に似た二本の角を持ち、竜が語るように語っていた。」(13:11)
「別の獣」とは「偽預言者」(19:20)のことです。
彼は、「子羊の角に似た二本の角を持ち、竜が語るように語っていた」と言います。
子羊はキリストの象徴であり、角は権威の象徴です。
つまり、キリストに属しているふりをするのですが、実際はサタンの代弁者だと言うのです。
「竜のようにものを言った」とありますが、「竜」は12:9にありますようにサタンです。
「サタンのようにものを言う」とはどういうことでしょうか。
それは第一に、批判ばかり言うことです。(12:10)
第二番目は、キリストではなく、自分に頼らせようとする言い方です。
第三番目は、人を陥れるためには平気でウソをつく言い方です。(ヨハネ8:44)
私たちは欺かれないために注意する必要があります。