「彼はアハブの家にならって主の目の前に悪を行なった。その父の死後、彼らが助言者となって、彼を滅びに至らせたのである。」(4節)
ヨラムの子、アハズヤが王になった時、聖書は彼のことをこう表現しています。「彼もまた、アハブの家の道に歩んだ。彼の母が彼の助言者で、悪を行なわせたからである。」(3節)もちろん、ここで問題にされているのは母親の助言ではなく、誰の助言を聞くかという問題です。誰かの助言が私たちの人生に大きな影響をもたらすからです。気をつけないと、滅びに至らせるような助言もあり得るからです。この世で一番確実な助言者は、不思議な助言者(イザヤ九・六)と呼ばれるイエス・キリストだけです。ですから、どんなに素晴らしいと思える人の助言も、イエス・キリストの言葉、聖書の言葉に照らして吟味する必要があります。誰の言葉も鵜呑みにせずに、聖霊なる神様の助けを求めて吟味することが大切です。