「あなたの土地の初穂の最上のものを、あなたの神、主の家に持って来なければならない。」(19節)
聖書は私たちに残り物ではなく、初穂の最上のものを主に捧げるように命じています。榎本保郎師はこう言います。
「よく教会の礼拝のとき、献金の祈りの中で『このわずかなものを』と祈る人がある。謙遜な気持ちはわかるが、すべてを見通される神の御前にこのような言葉は不必要ではないかと思う。むしろ、こうした祈りがたえず繰り返されている間に、献金はすこしでいいのだといった思いがどこかに生まれてくるならば、まことに不幸なことである。神がかけがえのないひとり子を賜ったという聖書のメッセージを信じるとは、自分もかけがえのないものを主にささげることである。信仰は神と私たちの間の生きた関係である。そのゆえに、献金は私たちの信仰にとって大切なものである。」
「神に最上のものを捧げる姿勢を持てますように。」