「夜は寝て、朝は起き、そうこうしているうちに、種は芽を出して育ちます。どのようにしてか、人は知りません。」(27節)
今日の箇所を直訳しますとこうなります。
「寝て、起きて、夜で、朝で、種は芽を出し、成長する、どのようにしてかは、彼は分からない。」
ユダヤ人の一日は、日没から始まります。ですから、起きる前に、寝ます。朝の前に、夜なのです。朝の前に、夜が来るように、誰の人生にも、マイナスに見える出来事は、必ず、起こります。しかし、それは、悲劇の始まりではなく、神の御業の始まりです。マイナスは必ずプラスになります。どのように成長するかは、分かりません。どのようにプラスになるかは、分かりません。しかし、神は、すべてのことを働かせて益として下さるお方です。イエス様は、ご自身のガリラヤでの働きを
「小さな始まりだとさげすんではならない」
と警告しました。
私たちは神の働きを過小評価してはいけません。