「知恵ある者はだれか。その人はこれらのことを悟るがよい。悟りある者はだれか。その人はそれらを知るがよい。主の道は平らだ。正しい者はこれを歩み、そむく者はこれにつまずく。」(9節)
スポルジョン牧師が、ある信徒の家を訪問しました。すると彼の小屋の上にある風の吹く方向を知る風見に「神は愛なり」と書いてありました。それで、スポルジョン牧師は彼に尋ねました。「あなたは、神の愛が変わることがあると言いたいのですか。」彼はこう答えました。「いいえ。私は風がどんな方向に吹こうとも、それでもなお神は愛であると言いたいんです。」これが、ホセア書のメッセージです。神の民は神を裏切りましたが、ホセアがゴメルをあきらめなかったように、神もご自身の民をあきらめていません。神はひとりも滅びることを望まず、立ち返るのを待っておられるのです。これが、私たちが知るべきことです。