「ある人のからだの皮膚に腫れもの、あるいはかさぶた、あるいは斑点ができて、からだの皮膚にツァラアトに冒された患部が現れたときは、彼を祭司アロンのところか、アロンの子らで祭司の一人のところに連れて来なければならない。」(13:2新改訳二〇一七)
第三版、新改訳二〇一七でツァラアトと訳された単語を、聖書協会共同訳では
「既定の病」
と訳しています。このように解説しています。
「『ツァラアト』はその語源も意味も明らかではない。『ツァラアト』は祭儀的な汚れという観点から人や物について書かれている。人について用いられている場合には、何らかの皮膚の疾患を指すが、病理学的にはいかなる病気であったか明瞭ではない。」
はっきり分かっていないものの、罪の象徴として聖書には取り扱われています。キリストは彼らを汚れていると宣言するためではなく、彼らに触れ、彼らを癒すために来られました。