「私たちの間でキリストのためになされている良い行いを、すべて知ることによって、あなたの信仰の交わりが生き生きとしたものとなりますように。」(6節)
パウロの切なる祈り、それは、パウロとピレモンが共有している福音、「信仰の 交わり」が、意味のあるものであって欲 しいということです。
「交わり」とは、仲間、パートナーとなるということです。
神の国がこの地に現されるために、私たちは協力し合う必要があります。
協力し合うためには、違いを認め合う必要があります。
それぞれに、神のご計画がある ことを認めて、違いを尊重することがで きなければ、協力し合うことはできませ ん。
「自分と違う」と思っても、互いの存在を尊重しあうことはできると思います。
「信仰の交わり」の目的は、「キリスト」です。
私たちの「信仰の交わり」が、キリストを指し示すものとなっているかどうか、それが、私たちがいつも問う必要があることです。