「しかし、イエスは答えられた。「今はそうさせてほしい。このようにして正しいことをすべて実現することが、わたしたちにはふさわしいのです。」そこでヨハネは言われたとおりにした。」(3:15)
イエス様は罪のないお方ですから、悔い改めのバプテスマを受ける必要はなかったはずです。
実際、ヨハネはそのことが分かっていましたから、「そうさせまい」(14節)としたとまで書いてあります。
しかし、イエス様は悔い改める必要がなくても、私たちの模範として、へりくだってバプテスマを受けられました。
どう考えてもヨハネが言ったように、ヨハネの方がイエス様からバプテスマを受ける必要がありました。
しかし、イエス様はへりくだり、バプテスマをヨハネから受けられました。
このような謙遜な姿勢がキリスト者に求められています。
この後、天が開き、聖霊が鳩のようにくだり、父なる神から声があり、神が三位一体であることが顕されました。