「主よ 私たちの主よ あなたの御名は全地にわたりなんと力に満ちていることでしょう。あなたのご威光は天でたたえられています。」(8:1)
「主よ。私たちの主よ。」とありますが最初の「主」が新改訳では太文字になっています。
これは別の単語が使用されていることを表しています。
最初の「主」は神の名前、「ヤハウェ」が使われています。
ですから、文字通り訳すならば、「ヤハウェ。私たちの主、」となります。
「ヤハウェ」は神の名前です。
英語で言うところのBE動詞から派生した語で、存在を意味します。
ご自身で存在されるお方(自立自存)という意味があります。
何かによって存在したら「ヤハウェ」とは呼べません。
ですから、「創造主なるお方」という意味があります。
「私たちの主」というのは肩書きです。
主と言うのは、「私たちを治める方、統治者」という意味があります。
万物の統治者であるヤハウェ、そのご性質のすばらしさは、全地に満ちています。