「このことが、後の世代のために書き記され、新しく造られる民が主を賛美しますように。」(102:18)
「このこと」とは、
「なぜなら、主はシオンを建て直し、その栄光のうちに現れ、窮した者の祈りを顧み、彼らの祈りをないがしろにされないからです。」(16,17節)
という内容を受けていると思われます。
そもそも、この詩の表題は、
「苦しむ者の祈り。彼が気落ちして、自分の嘆きを主の前に注ぎ出したときのもの。」
とあります。
詩人は言います。
「さあ、こう伝えなさい。主は天から見下ろし、奴隷として死ぬ運命にある民のうめきを聞いて、解放してくださったと。」(19,20節LB)
私たちは次の世代が主を賛美することができるように、神の御業を語り継いでいかなければなりません。
主は今生きておられ、今も私たちの祈りに応えて、御業を行われます。