エニシダ

エニシダと言えば旧約聖書に出てくる植物で、鬱っぽくなったエリヤが神様に対し、この木の下で

主よ。もう充分です。私のいのちを取ってください。(第一列王記19:4)」

と祈っている場面は有名だと思います。

人生で一度や二度、死にたくなったことのある人は多いと思いますが、預言者エリヤでさえそんな風に落ち込んだことがある姿に親しみを感じます。

しかもカルメル山での大勝利の後。

おなかがすくと否定的になる、ということもエリヤの姿から学ぶことができますが、そんなエニシダの木をサンドラッグで見つけたので購入し、植えてみました。

まったく同じ木ではないと思いますが、イメージだけでもつかんでいただければと願います。

黄色い花がたくさんついていて良い香りがします。

エリヤのように木の陰に座る大きさになるにはまだまだ時間がかかると思いますが、すこしでも聖書の記述が身近になればと思います。

その隣にはアーモンド(あめんどう)の木も植わっていますので合わせてぜひ楽しんでくださいね。

(小山晶子牧師夫人)

詩篇 93篇

「主は、王であられ、みいつをまとっておられます。主はまとっておられます。力を身に帯びておられます。まことに、世界は堅く建てられ、揺らぐことはありません。」(93:1-2)

リビングバイブルではこの箇所を

ああ神よ。永遠の昔から、あなたは世界を支配しておられます。

と訳しています。

先週136億光年離れた星の観測に成功した、というニュースがありました。

どのくらいの距離なのか、想像することがまったくできません。

神様の大きさにただただ圧倒されるばかりです。

でも、わたしたちは意識的に神様の偉大さに目を向ける必要があると思います。

わたしたちを愛してくださっている神様は全宇宙を創造し支配しておられる全能の神です。

その神様が私たち一人一人に目を留めてくださっている。

私たちの造り主のもとに行き、それぞれが与えられた人生の目的に焦点を当てることができればと願います。

今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう。

詩篇 92篇

「主に感謝することは、良いことです。いと高き方よ、あなたの御名をほめ歌うことは。朝に、あなたの恵みを、夜ごとに、あなたの真実を告げることは。」(92:1,2)

この世界で「良い」(トーヴ)こと、それは主に感謝することです。

主に賛美の歌を歌うことです。

朝に夕に、主の信実の愛と真実を告げ知らせることです。

私たちは主に感謝し、賛美の歌を歌うために造られました。

だから、主に感謝し、賛美の歌を歌うことが良いこと、素晴らしいことなのです。

そして、私たちは主の信実の愛とその真実を人々に「告げる」ために生きています。

この「告げる」という単語は二節だけでなく、最後の十五節にも用いられます。

聞いてください。喜びをもって彼らはまだ告げ知らせます。『あなたはとても良いお方。あなたは私の美しい力。あなたは正しく、不公平だったことはない。』」(TPT)

主の素晴らしさを告げ知らせましょう。

詩篇 91篇

「いと高き方の隠れ場に住む者、その人は、全能者の陰に宿る。」(1節)

詩篇91篇は新型コロナ感染拡大の中で、最も読まれた聖書の言葉です。

3節で詩人ははっきりと「疫病から」の救いを祈り求めています。

マックス・ルケード牧師は

「恐れを養うなら信仰は餓死する。信仰を養えば恐れが餓死する。」

と言います。

恐れでなく信仰を養わなければなりません。

詩人は信仰告白をします。

あなたは恐れない。夜襲の恐怖も昼に飛び来る矢も。暗闇に忍び寄る疫病も真昼に荒らす滅びをも。」(5,6節)

私たちも詩人のように信仰告白をし、信仰を養う必要があります。

全能なる神は、私たちの隠れ場、私たちの苦難の日の砦です。

日々神の御翼の陰に身を置くならば、私たちは何も恐れる必要はありません。

「隠れ場」(シークレット・プレイス)をメッセージ訳は「臨在」と訳しています。

神の臨在の中に生きる者は「神よ、あなたは私の避け所。私はあなたを信頼し、安全です」と宣言しましょう。

※ 本日(4/1)の祈祷会は、YouTubeの配信のみとなっています。