「マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」すると、御使いは彼女から去って行った。」(1:38)
天使ガブリエルがマリアに会いに来た時、マリアはまだ十代だったと言われます。
「おめでとう、マリア」(28節)という挨拶の言葉が「アヴェ・マリア」です。
突然、救い主を身籠るという話は、マリアには受け入れ難い内容だったと思います。
「どうしてそのようなことが起こるのでしょう」(34節)
とマリアが言うのも無理はありません。
しかし、ガブリエルは言います。
「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。」
「神にとって不可能なことは何もありません。」(35,37節)
マリアの素晴らしいところはその応答です。
彼女は頭では理解できなくても、神を信頼し、そのみこころに従順しました。