「そこで勇士たちはみな立ち上がり、夜通し歩いて行き、サウルの死体と息子たちの死体をベテ・シャンの城壁から取り下ろし、ヤベシュに帰って来て、そこでそれらを焼いた。」(31:12)
サウル王は、神に捨てられ、悲惨な最期を迎えました。
しかし、どんなに問題だらけであっても、サウル王は神に油注がれた者として敬意をもって葬られることになります。
勇士たちは立ち上がり、夜通し歩いて、サウル王と息子たちの死体を取り、運んできて、埋葬しました。
サウル王は在位中、不名誉な行為をしましたが、王としての立場は名誉あるものとして扱われました。
それは、神の油注ぎに対する敬意でした。
ですから、ダビデは彼を尊びました。
勇士たちも尊びました。
私たちも神を恐れ、すべての人を敬うことが求められています。
「すべての人を敬い、兄弟たちを愛し、神を恐れ、王を敬いなさい。」(1ペテロ2:17)