「あなたに悪い仕打ちをしていないのなら、理由もなく人と争うな。」(3:30)
聖書が教える知恵の大原則は、争わないということです。使徒パウロもこのように言っています。
「自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。」(ローマ12:18)
争いは神のみこころではありません。
それは欲望の問題だと聖書は指摘します。
「あなたがたの争いは、いったい何が原因ですか。あなたがたの心にうず巻く悪い欲望から出たものではありませんか。 あなたがたときたら、人を殺してでも欲しいものを手に入れたがるのです。うらやんでも手に入れることができないと、力ずくで奪おうとしてけんかをします。神に願い求めることをしないからです。 いくら願い求めても手に入らないのは、その目的や動機がまちがっているからです。自分を楽しませることのみ求めているからです。」(ヤコブ4:1-3LB)