「「悪に報いてやろう」と言ってはならない。主を待ち望め。主があなたを救われる。」(20:22)
「やられたら、やり返す」というのが一般的なものの考え方だと思います。
しかし、聖書は神を待ち望むように諭します。
具体的には、ローマ人への手紙でこのように勧められています。
「愛する者たち、自分で復讐してはいけません。神の怒りにゆだねなさい。こう書かれているからです。「復讐はわたしのもの。わたしが報復する。」主はそう言われます。次のようにも書かれています。「もしあなたの敵が飢えているなら食べさせ、渇いているなら飲ませよ。なぜなら、こうしてあなたは彼の頭上に燃える炭火を積むことになるからだ。」悪に負けてはいけません。むしろ、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」(12:19-21)
憎しみの連鎖は何も生み出しません。
イエス様の十字架は、まさに善をもって悪に打ち勝った神の勝利です。