「また、十二人を呼び、二人ずつ遣わし始めて、彼らに汚れた霊を制する権威をお授けになった。」(6:7)
古代ギリシアの哲学の一派に、キュニコス派、犬のような生活をしたので、「犬儒学派」と呼ばれるグループがありました。
彼らは金持ちや貴族たちに対して吠えることでも有名でした。
自分たちの財産所有を放棄し、簡素な生き方を追求する「放浪の哲学者」でした。
彼らとイエス様の弟子たち違いは歴然としていました。
彼らは汚れた霊を追い出す権威はありませんでした。
彼らは、この世界はもう手遅れで、何か新しいことが起こるなどと考えもしませんでした。
しかし、イエス様の弟子たちは神の国を宣言する人たちであり、今から新しいことが起こるから、それに備えるように訴えました。
要するに十二弟子の派遣のポイントは禁欲生活ではなく、イエス様の十字架の死と復活を通してもたらされる「新しい始まり」の緊急性です。
今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう!