「イエスは道を通りながら、アルパヨの子レビが収税所に座っているのを見て、「わたしについて来なさい」と言われた。すると、彼は立ち上がってイエスに従った。」(2:14)
レビは有料道路の料金所のようにローマ帝国のために通行税を徴収していました。
ですから、レビは、収税所に座り、通行税だけではなく、人々の怒り、不満も、受け取らざるをえませんでした。
しかし、そこに、イエス様が来られました。
イエス様はレビを、やさしいまなざしで見つめ、「わたしについて来なさい。」と言ったのです。
レビを、ゴミのようではなく、「一人の人」として扱ってくれたのは、イエス様がはじめてだったかもしれません。
この世がどんなに私たちの存在を否定しても、イエス様は、私たち一人一人を、高価で貴い、大切な存在だと言われます。
嫌われ者のレビに、「わたしについて来なさい。」と言われたイエス様は、私たち一人一人を、大切な存在としてお声をかけてくださるお方です。