「イエスは彼らに言われた。「わたしも一言尋ねましょう。それに答えなさい。そうしたら、何の権威によってこれらのことをしているのか、わたしも言いましょう。」(11:29)
「何の権威によって、これらのことをしておられるのですか。」という質問に対して、イエス様は質問で答えられました。
これは、ラビと呼ばれる教師が議論する時に用いた一般的な慣習でした。
イエス様は、彼らのバプテスマのヨハネに対する判断が、イエス様に対する判断を決定すると言われました。
当時の宗教指導者たちは、自分たちが「神殿」を管理しているから権威があると考えていました。
そして、この箇所で明確にされたことは、彼らが神のみこころを拒絶していたという現実です。
彼らの動機は神ではなく、民衆であり、自分でした。近年、教会のマック化が懸念されています。
いわゆるお手軽さ、効率化に対する警鐘です。
教会は消費者の欲望ではなく、神のみことばを第一にする責任があります。