「しかし私は神の家に生い茂るオリーブの木。私は世々限りなく神の恵みに拠り頼む。」(52:8)
ダビデがより頼むと言った「神の恵み」と訳された単語は、神の契約に対する信実の現れ、神の信実の愛です。
神の信実の愛、神の尽きることのない愛に信頼する人は、「神の家に生い茂るオリーブの木」のようだと言います。
もっとも、パッション訳ではこのように訳しています。
「しかし、私は生い茂るオリーブの木のように、神の家で油注がれた者。」
「神の家」、すなわち、教会、神の臨在の中で、人は「油注ぎ」を体験します。
「油注ぎ」とは何か、いろいろな意見が分かれるトピックですが、オリーブ油は神の家では聖なる目的のために使われました。
つまり、聖なる目的のため、すなわち神の働きをするために神から特別に注がれるものです。
それは、言葉に表すことが難しいのですが、求める者に聖霊様が特別に臨んでくださるような体験であり、力が与えられる体験です。