「彼は、レボ・ハマテからアラバの海までイスラエルの領土を回復した。それは、イスラエルの神、主が、そのしもべ、ガテ・ヘフェル出身の預言者、アミタイの子ヨナを通して語られたことばのとおりであった。」(14:25)
有名なヨナ書はこのように始まります。
「アミタイの子ヨナに、次のような主のことばがあった。」(ヨナ1:1)
明らかに、今日の箇所に出てくるヨナとヨナ書のヨナは同一人物です。
ヨナは北イスラエルで活躍した預言者だったことがこの箇所から垣間見ることができます。
また、イスラエルの領土の回復を語った、愛国心の強かった預言者であったと考えられます。
そう考えると、北イスラエル王国を滅ぼすことになるアッシリア帝国の首都、ニネベに行って、悔い改めのメッセージを語ることは、死んでも嫌なことだったことが分かります。
しかし、神のみこころはすべての人が悔い改めて、救われることです。(2ペテロ3:9参照)