「そして、賛美の歌を歌ってから、皆でオリーブ山へ出かけた。」(14:26)
イエス様はこの後何が起こるかご存じでした。
この後に大きな試練が待ち受けていると知っていたら、私たちならば何をするでしょうか。
イエス様は賛美の歌を歌ったと聖書は言います。
過越の食事における締めくくりの賛美の歌は詩篇一三六篇でした。
この賛美の歌には少なくとも3つのポイントがあります。
第一に、神に感謝すること。
第二に、神が良いお方であるということを認めること。
第三に、神の真実が永遠であることを認めること。
イエス様はこれから起こる大きな試練の前に、神が良いお方であると、神の真実が永遠だと、神に感謝し、賛美の歌を歌ったのだと思われます。
つまり、賛美の歌を歌い続けること、それが、イエス様が試練に立ち向かうためになされたことだったというのです。
「歌いつつ歩まん ハレルヤ ハレルヤ 歌いつつ歩まん この世の旅路を」(聖歌498)