「そこでイエスは言われた。「わたしが、それです。あなたがたは、人の子が力ある方の右の座に着き、そして天の雲とともに来るのを見ることになります。」」(14:62)
このイエス様の発言は、二つの聖書のみことばが結び付けられたものです。
「主は私の主に言われた。「あなたはわたしの右の座に着いていなさい。わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまで。」」(詩篇110:1)
「私がまた、夜の幻を見ていると、見よ、人の子のような方が天の雲とともに来られた。その方は『年を経た方』のもとに進み、その前に導かれた。」(ダニエル7:13)
どちらの箇所もメシアに言及しています。
イエス様は、この二つを組み合わせることで、明確な宣言をしています。
イエス様は自らが、権威の座、すなわち、全世界に君臨する天の御座において神の右に座していることを主張したのです。
神のご自身の全世界に対する主権を、主張したのです。