マルコ 15:1-15

「しかし、イエスはもはや何も答えようとされなかった。それにはピラトも驚いた。」(15:5)

イエス様が沈黙されたのには理由がありました。

それは、イザヤ書53章に出てくる「苦難のしもべ」です。

「彼は痛めつけられ、苦しんだ。だが、口を開かない。屠り場に引かれて行く羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。」(7節)

イエス様はご自身をこの「苦難のしもべ」として示されました。

その姿は、バラバと比較することによって際立ちます。

バラバは典型的なユダヤ人の反逆者でした。

彼は暴力によって、ローマ帝国を破ることによって、神の国をもたらすことを心に決めていた人でした。

イエス様は暴動を扇動することもなく、静かに、私たちを救うために、十字架にかかって死ぬことによって、神の国をもたらされました。

今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう!

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