「シオンで角笛を吹き鳴らせ。断食を布告し、きよめの集会を召集せよ。」(2:15)
「いなごの襲来」を通して、表面的にではなく、心から悔い改めるならば、神は、律法の書に書いてあるように、災いを思い直してくださると、預言者ヨエルは伝えます。
興味深いことに、預言者ヨエルは、それぞれが個人的に悔い改めればそれで良いとは言いません。
香港のエドモンド・テオ先生の「地上側の天国」という本の中に、こんなことが書いてあります。
「神との関係を怠る礼拝は偶像礼拝です。他の信者との関係を無視する礼拝は偽善です。部屋の中に神と私だけがいれば十分だと考えているならば、それは宗教です。宗教は礼拝と交わりを切り離しますが、神の国においては、礼拝と交わりは相互に関係し相互につながっているのです。」
共に集まって祈ることに意味があります。