「人は栄華のうちにあっても悟ることがなければ滅び失せる獣に等しい。」(49:20)
小林和夫先生は、13節から20節の教訓詩をこのようにまとめています。
「富に頼る者はよみに滅び、主に頼る者は主の手に受け入れられる。人の持つ、富も栄誉も一切は死によって限られているのである。悟るべきものを悟ることが人生の本当の意義である。」
考えてみますと、「富」は本当に不平等です。
その人が生まれた国、家、環境によって、すでに、持てる人と持っていない人が存在します。
しかし、死ぬ時は、誰一人その富を持っていくことはできません。
死は、財力や富という社会的価値を無意味化してしまいます。
聖書は言います。
「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(ヘブル9:27)
神は、その人が、その与えられた富をどのように用いてきたかを問われます。
今日は主の日。共に主に礼拝を捧げましょう!