「すると神殿の幕が真ん中から裂けた。」(23:45)
神殿には、聖所と至聖所の間を遮る分厚い幕がありました。
至聖所には大祭司だけが年に一度だけ入ることが許されていました。
そこには、契約の箱がありました。
その蓋は「恵みの座」と呼ばれます。
聖書は言います。
「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において、私たちと同じように試みにあわれたのです。ですから私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」(ヘブル4:15,16)
神のひとり子、イエス様が人となって、私たちの間に住まわれ、私たちの罪のために十字架にかかり、死なれました。
その時、神殿の幕が裂けたということは、誰でもイエス様によって恵みの座に近づくことができるということです。
今日はそのことを覚えるGood Fridayです。