「また、王はこう言われました。『イスラエルの神、主がほめたたえられるように。主は今日、私の王座に就く者を与え、私がこの目で見るようにしてくださった。』」(1:48)
ダビデが神のために神殿を建てたいと願った時、神はダビデに一つの約束を与えました。
「あなたの家とあなたの王国は、あなたの前にとこしえまでも確かなものとなり、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。」(2サムエル7:16)
ソロモン王の即位を、ダビデはこの神の約束の成就として見たのだと思います。
ただ、この約束は、ダビデの子として生まれたイエス・キリストによって最終的に成就します。
このように、神のことばは永遠の視点とその時代の視点が重なり合っています。
ですから、私たちも永遠の視点と、その時代の視点の二つの地平線をもって聖書を理解する必要があります。