「主は生きておられる。主は私を父ダビデの王座に就かせて、私を堅く立て、約束どおり私のために家を建ててくださった。」(2:24)
アドニヤは、ソロモンの母バテ・シェバのところにやってきて、ダビデのそばめだったアビシャグを自分の妻として与えてくれるように願いました。
これは、王権の継承を意味し、アドニヤが王位を諦めていないことを暗に示していました。
彼は、主なる神がそうされたと言いながらも、そのことを受け入れることができなかったのだと思われます。
そして、そのことをソロモン王は見抜きました。
ソロモン王は、自分の立場は神が与えてくださったものと認識していたので、アドニヤの申し出を許可することはできませんでした。
聖書は言います。
「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。」(箴言16:9)
主のみこころに生きることができますように。