「どうか、私のために、レバノンから杉を切り出すように命じてください。私の家来たちも、あなたの家来たちと一緒に働きます。私はあなたの家来たちに、あなたが言われるとおりの賃金を払います。ご存じのように、私たちの中にはシドン人のように木を切ることに熟練した者がいませんから。」(5:6)
ツロの王ヒラムはシドン人でした。
要するにイスラエル人ではない、異邦人でした。
しかし、ソロモン王は、神殿を建築するために彼に応援を依頼したのです。
これは、神殿とは何かを暗示しています。
イエス様は、神殿に関してこう言われました。
「わたしの家は、あらゆる民の祈りの家と呼ばれる」(マルコ11:17)
これは、イザヤ書56章からの引用です。
つまり、神殿はユダヤ人のためだけでなく、あらゆる民が神の契約の中に入るために造られた祈りの家だったということです。
すべての人を救うために、イエス・キリストは、十字架にかかり、死に、葬られ、よみがえられました。