「あなたご自身が、あなたの御座が据えられた場所である天でこれを聞き、その異国人があなたに向かって願うことをすべて、かなえてください。そうすれば、地上のあらゆる民が御名を知り、あなたの民イスラエルと同じようにあなたを恐れるようになり、私が建てたこの宮で御名が呼び求められなければならないことを知るでしょう。」(8:43)
ソロモン王の祈りが続きます。
41-43節は異邦人が神を求めて神殿に来たときに、神が祈りを聞いてくださることが祈り求められます。
神殿はイスラエルの民に限定されたものではなかったからです。
神殿はすべての民の祈りの家でした。
44,45節は敵と戦うとき、
46-51節は捕囚となった時、
そして、52,53節で、
「彼らがあなたを呼び求めるとき、いつもその願いを聞き入れてください。」
と祈りをまとめます。
神殿がキリストの雛型だったと考えるならば、イエス様の名前によって祈り求めることがどれ程大切かが分かります。