「こうしてソロモンは、この祈りと願いをことごとく主にささげ終えた。彼は、それまでひざまずいて、天に向かって両手を伸べ広げていた主の祭壇の前から立ち上がり、まっすぐに立って、イスラエルの全会衆を大声で祝福して言った。」(8:54,55)
ソロモン王は、全会衆を前にして、へりくだり、ひざまずき、天に向かって両手を伸べ広げて祈りました。
神を認め、神を恐れ、神の前にへりくだるリーダーだからこそ、立ち上がって、民を祝福することができたのだと思います。
傲慢になって神の前にひざまずくことができなければ、自己中心に陥ってしまいます。
私たちはいつも、神の前にひざまずいて祈ることができるか問われているのだと思います。
そんなソロモン王は民にこのことを思い出させました。
「しもべモーセを通してお告げになった良い約束はみな、一つも、地に落ちることはありませんでした。」(56節)
神は信実なお方です。