「ソロモンの所有するすべての倉庫の町々、戦車のための町々、騎兵のための町々、またソロモンがエルサレム、レバノン、および彼の全領地に建てたいと切に願っていたものを建てた。」(9:19)
ソロモン王は富を蓄え、様々な事業を行いました。
しかし、ソロモン王が負わせたこの過酷な労働のゆえに、ソロモン王の死後、王国は分断されます。
そのことを考えるならば、彼が「建てたいと切に願っていたものを建てた」という行動は適切だったのかと考えさせられます。
「ソロモンは、主のために築いた祭壇の上に、一年に三度、全焼のささげ物と交わりのいけにえを献げ、それらとともに主の前で香をたいた。」(25節)
とあるように、神に対する礼拝を怠ったということではないと思われます。
しかし、神よりも、事業を中心にしている姿が見え隠れします。
エジプトの王ファラオの娘と政略結婚をしたのも、神のみこころではなく、自分中心になっていく彼の姿を反映しているように思われます。