「こうして主は、ソロモンに敵対する者としてエドム人ハダドを起こされた。彼はエドムの王の子孫であった。」(11:14)
神はダビデにこのように言われました。
「彼が不義を行ったときは、わたしは人の杖、人の子のむちをもって彼を懲らしめる。」(2サムエル7:16)
神は御言葉通り、ソロモン王の不義に対して、ハダドとレゾンを敵対する者として起こし、ソロモン王を懲らしめました。聖書は言います。
「すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます」(ヘブル12:11)
神の懲らしめには目的があります。私たちは苦しむ時、二つの反応が可能です。
一つは、苦々しい思いを持つこと。
もう一つは、砕かれ練られ、信仰が培われ、品性が磨かれ成長して行くこと。
神の懲らしめによってより良くなるか、より悪くなるかは私たちの選択です。