「主がそのしもべ、シロ人アヒヤを通して言われたことばのとおりであった。」(15:29)
14章でヤロブアムの妻が預言者アヒヤを訪ねた時、ヤロブアム王の罪を指摘しました。
「あなたは、これまでのだれよりも悪いことをした。行って自分のためにほかの神々や鋳物の像を造り、わたしの怒りを引き起こし、わたしをあなたのうしろに捨て去った。だから、見よ、わたしはヤロブアムの家にわざわいをもたらす。」(14:9,10)
ヤロブアム王の後を継いだナダブ王は、そのことを知っていたはずでした。
ところが、彼は神に立ち返ることはありませんでした。
「彼は主の目に悪であることを行い、彼の父の道に歩み、父がイスラエルに犯させた罪の道を歩んだ。」(15:26)
ナダブ王が罪を認め、父の道から立ち返っていたら彼は赦されたのではと思います。
主は言われます。
「わたしは、だれが死ぬのも喜ばない─神である主のことば─。だから立ち返って、生きよ。」(エゼ18:32)