「エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、壺の油はなくならなかった。」(17:16)
彼女は飢饉でなくても食べていくことさえ事欠くやもめでした。
彼女は自分ができる最善のこと、息子と自分のために薪を拾い集めていました。
そんな彼女のところにエリヤが現れ水を求めます。
雨が降らない干ばつですから、水は貴重でした。
しかし、彼女は水をとりに行こうとしたのです。
するとエリヤは、食物も求めました。
彼女にしてみれば、水を用意するだけでも大変なことでした。
小麦粉と油を十分に満たしてくれていたら、エリヤに作ってあげることは何の問題もないことだったと思います。
しかし、聖書が教える霊的な原則は、捧げる時に満たされるということです。
厳しい中にあっても、神を信頼して捧げていく時に、
「かめの粉は尽きず、その壺の油はなくならない」
という世界を体験します。
「私の神は・・・あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」(ピリ4:19)