「その女はエリヤに言った。「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」」(17:24)
「シドンのツァレファテ」はフェニキヤという地中海沿岸の国の町、現在のレバノンにあたります。
イゼベルの出身地です。
要するにこのやもめは異邦人でした。(ルカ4:26参照)
彼女は捧げることを通して、そして、自分ではどうしようもない問題を解決していただくことを通して、エリヤの口にある主の言葉が真実であることを知ります。
問題がなくても、聖書のみことばが真実であることを体験することができればいいのですが、なかなか私たちは知性では理解しても、心で理解するのは難しいところがあります。
ですから、神はあえて、みことばを信じる以外に道はないというところに追い込まれることを許されます。
神が問題の起こることを許可されたということは、その問題を通して神を知ることができるからではないでしょうか。