「ときに、一人の神の人が近づいて来て、イスラエルの王に言った。「主はこう言われる。『アラム人が、主は山の神であって低地の神ではない、と言っているので、わたしはこの大いなる軍勢をすべてあなたの手に渡す。そうしてあなたがたは、わたしこそ主であることを知る。』」(20:28)
預言者が預言していたように、アラムの大軍が再びイスラエルに進軍してきました。
イスラエル側も準備をしていましたが、「アフェクを埋め尽くしているシリヤの大軍に比べて、イスラエル軍は二つの小さなやぎの群れのようにしか見えませんでした。」(27節LB)
しかし、神にできないことはありません。
無名な預言者の言葉を握り戦ったイスラエル軍は大勝利を収めます。
アラム軍の上に「城壁が崩れ落ちた」(30節)という内容は、明らかに神のご介入です。
神は神であり、「山の神であって低地の神ではない」という自分勝手な解釈は身の破滅となります。