「イスラエルの王は不機嫌になり、激しく怒って自分の宮殿に戻って行き、サマリアに着いた。」(20:43)
イスラエルがアラムの軍隊を打ち破ることができたのは、神の御業でした
。しかし、アハブ王はあたかも自分の力であるかのごとく振る舞い、神のみこころを求めることなく、ベン・ハダドと契約を結んで去らせてしまいました。
アッシリアの脅威に対抗するためには、ベン・ハダドと協力する方が有益だと考えたのだと思われます。
ですから、このことを指摘されたアハブ王は悔い改めるどころか、不機嫌になり、激しく怒ったと言います。
自分の計画の方が、神のご計画より優れていると考えたのだと思います。
神を信頼するよりも、自分のやり方の方が優れていると考えたのだと思います。
しかし、神に従うことよりも大事なことがあるのでしょうか。
不機嫌になったり、腹を立てたりするのではなく、へりくだり、悔い改めることができますように。