「戦車隊長たちはヨシャファテを見つけたとき、「きっと、あれがイスラエルの王に違いない」と思ったので、彼の方に向きを変え、戦おうとした。ヨシャファテは助けを叫び求めた。戦車隊長たちは、彼がイスラエルの王ではないことを知り、彼を追うことをやめて引き返した。」(22:32,33)
アハブ王は預言者ミカヤの言葉に耳を傾けず、偽預言者たちの言葉に騙されて戦いに行きました。
ただ、ミカヤの言葉を意識したのか変装して行きました。
アラムの王はアハブ王だけを狙うように指示していました。
そのため、命拾いしたように見えました。
ところが、「何気なく」放った矢がアハブ王に命中します。
一方、王服を着ていたヨシャファテ王は狙われました。
しかし、「助けを叫び求めた」のを見て、アハブ王ではないことを知ったと言います。
ヨシャファテ王は、神に助けを叫び求めたのだと思います。
神に祈り求める謙遜さがアハブ王に欠けていたと敵さえも知っていたのです。