「悪に対して悪を返さず、侮辱に対して侮辱を返さず、逆に祝福しなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのです。」(3:9)
神はイスラエルの民に言われました。
「あなたがたは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。」(出エジプト19:4-6)
「祭司の王国」は、主なる神が治める王国の祭司となると言うことです。
主なる神への捧げ物を世界の民に代わって捧げるという意味があると同時に、主なる神の祝福を取り次ぐものとなるという意味があります。
世界を祝福する神の祝福を、その代理として諸国民に取り次ぐ存在となるという意味です。
しかし、イスラエルの民はこの使命を見失ってしまいました。
イエス・キリストはユダヤ人の王として十字架にかかり、死に、葬られ、よみがえることによって、この使命を全うされ、イエス・キリストを信じる者たちに、この使命を与えられました。
私たちは、「祝福を受け継ぐために召されたのです」。