オバデヤ 1:1-14

「岩の裂け目に住み、高い所を住まいとする者よ。おまえの高慢は、おまえ自身を欺いている。おまえは心の中で言っている。『だれが私を地に引きずり降ろせるのか』と。」(1:3)

オバデヤ書は旧約聖書の中でもっとも短い書で、全部で21節しかありません。

「エドムについてこう言われる。」(1:1)

とあるように、エドムに対する預言です。

エドムはエサウの子孫のことです。

双子の弟のヤコブの子孫がイスラエルで、その関係は、エサウとヤコブが微妙であったように、微妙でした。

エドムの罪は「高慢」でした。

エドムの人々は高慢にも神を忘れ、このように言います。

「だれが私を地に引きずり降ろせるのか」。

神は「高慢」になっている人を放っておくことはありません。

ペテロの手紙第一には明確にこのように記されています。

「「神は高ぶる者には敵対し、へりくだった者には恵みを与えられる」のです。ですから、あなたがたは神の力強い御手の下にへりくだりなさい。」(5:5,6)

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