「エフーは立って、家に入った。そこで若者は油をエフーの頭に注いで言った。「イスラエルの神、主はこう言われる。『わたしはあなたに油を注いで、主の民イスラエルの王とする。」(9:6)
サウル王も、ダビデ王も、油を注がれて王となりました。
油を注ぐことは王位が与えられる象徴です。
エフーに油を注ぐことは、そもそも、預言者エリヤに与えられた役割でした。(1列王19章参照)
それを、さらに後継者であるエリシャが、預言者に仕える若者に託しました。
いずれにせよ、王を廃することも、立てることも、主なる神です。
そのような意味で、最終的に油を注がれるのは主なる神です。
エフーは、神のみこころを行うために油を注がれました。
イエス・キリストを信じる者たちもまた、神のみこころを行うために油が注がれています。
聖書は言います。
「あなたがたには聖なる方からの注ぎの油があるので、みな真理を知っています。」(1ヨハネ2:20)
聖書を読むことから始まります。