「ヤベシュの子シャルムは、ユダの王ウジヤの第三十九年に王となり、サマリアで一か月間、王であった。」(15:13)
10節に「ヤベシュの子シャルムは、彼に対して謀反を企て、民の前で彼を打ち殺し、彼に代わって王となった。」とあるように、シャルムは謀反によって、権力を手にしました。
しかし、シャルム自身も、謀反によって、王位を奪われます。
彼の統治は1ヶ月間だったと言います。
傲慢になったネブカデネザル王に、天使はこのように言いました。
「いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者にお与えになることを知るようになる。」(ダニエル4:32)
栄枯盛衰と言われるように、この世の権力は過ぎ去っていきます。
歴史が教えるように、どんなに最強に見えた人も国も滅んでいきました。
暴力が最終的に世界を支配することはありません。
最終的には神のみこころが行われます。
ですから、私たちは謙遜になる必要があります。