「そのころ、主はアラムの王レツィンとレマルヤの子ペカを、ユダに対して送り始められた。」(15:37)
主がシリアと北イスラエルの連合軍を送ったという意味は、信仰のテストとして神が許可されたということだと思われます。
実際、この出来事はイザヤ書7章で取り上げられています。
預言者イザヤは、主に信頼しないアハズ王に言います。
「あなたがたは、信じなければ堅く立つことはできない。」(イザヤ7:9)
残念ながら、アハズ王は預言者イザヤの言葉に耳を傾けずにアッシリアに助けを求め、結果的にアッシリアに自らも苦しめられることとなります。
聖書は言います。
「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神がご自分を求める者には報いてくださる方であることを、信じなければならないのです。」(ヘブル11:6)