2列王記 17:34-41

「大きな力と、伸ばされた腕をもって、あなたがたをエジプトの地から連れ上った主だけを恐れ、主を礼拝し、主にいけにえを献げなければならない。」(17:36)

イスラエルの民が今も大切に毎日唱えている祈りに「シェマ」と呼ばれる祈りがあります。

「聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(申命6:4,5)

この祈りは、福音書でイエス様も引用しています。

ですから、キリスト者は唯一の神を信じています。

父、子、聖霊の三位一体なる唯一の神を信じています。

そして、この三位一体なる神だけを恐れ、礼拝するということを大切にしています。

これは、信仰の本質的な部分です。

しかし残念ながら、現在、宗教多元主義の思想によって翻弄されている部分でもあります。

北イスラエル王国に何があったかを学ぶならば、私たちは恐れをもって気をつけるべきです。

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