「大きな力と、伸ばされた腕をもって、あなたがたをエジプトの地から連れ上った主だけを恐れ、主を礼拝し、主にいけにえを献げなければならない。」(17:36)
イスラエルの民が今も大切に毎日唱えている祈りに「シェマ」と呼ばれる祈りがあります。
「聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」(申命6:4,5)
この祈りは、福音書でイエス様も引用しています。
ですから、キリスト者は唯一の神を信じています。
父、子、聖霊の三位一体なる唯一の神を信じています。
そして、この三位一体なる神だけを恐れ、礼拝するということを大切にしています。
これは、信仰の本質的な部分です。
しかし残念ながら、現在、宗教多元主義の思想によって翻弄されている部分でもあります。
北イスラエル王国に何があったかを学ぶならば、私たちは恐れをもって気をつけるべきです。