2列王記 19:29-37

「わたしはこの都を守って、これを救う。わたしのために、わたしのしもべダビデのために。」(19:34)

ヒゼキヤ王の祈りの答えは奇跡であるだけではなく歴史です。

「こんな奇跡が起こることなどありえない」と多くの人々は考えていました。

しかし1830年、英国人のテイラー大佐がプリズムを入手し、その記述を解読することによって、それが歴史的事実であったことが判明しました。

「センナケリブの角柱」とも呼ばれるテイラープリズムにはこう記録されていました。

「ユダヤ人ヒゼキヤに関して言えば(中略)彼自身は、私が王都エルサレムにかごの中の鳥のように閉じ込めた。私は彼を見張り所で取り囲み、誰も彼の町に出入りができないようにした。」

この記録は考古学者に注目されています。

セナケリブ王はエルサレムを包囲し、誰も出入りが出来ないようにしたにも関わらず、それ以上のことは記録されていません。

これは彼がエルサレム攻略に失敗したことを意味します。

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