「マナセは、ユダに罪を犯させて、主の目に悪であることを行わせた罪だけでなく、咎のない者の血まで多量に流したが、それはエルサレムの隅々に満ちるほどであった。」(21:16)
預言者イザヤは、ヒゼキヤ王の息子、マナセ王によって殺害されたと言われます。
ヘブル書11:37の「のこぎりで引かれ」たのは、預言者イザヤのことだと考えられています。
実際、歴代誌にはこのように記録されています。
「主はマナセとその民に語られたが、彼らは耳を傾けなかった。」(2歴33:10)
預言者の声に耳を傾けなかったマナセ王は痛い思いをして学ぶこととなります。
アッシリア軍がマナセ王をバビロンへ引いていくのです。
「しかし、彼は苦しみの中で彼の神、主に嘆願し、父祖の神の前に大いにへりくだり、神に祈ったので、神は彼の願いを聞き入れ、その切なる求めを聞いて、彼をエルサレムの彼の王国に戻された。こうしてマナセは、主こそ神であることを知った。」(2歴33:12,13)