パリオリンピック期間も終盤、連日熱戦が伝えられています。
本来は「平和の祭典」。
ですがオリンピックのたびに対立や溝が深まっているように感じることも少なくありません。
競技者の失敗や審判に対するネットでの誹謗中傷は目に余るものがあり、進化かどころか退化しているように見える人間の性質に悲しく感じます。
そうこうしているうちにバングラデシュでは学生たちの暴動と政権の崩壊。
イギリスでの移民に対するヘイト、ヒズボラの攻撃、イランでのハマス幹部暗殺などこの数週間で広がった戦いをみる時にやはり人は進化などしないことをわたしは確信するのです。
進化が「ものごとが優れたものに発展していく」のであれば明らかに世界は「退化」しているのではないでしょうか。
便利になったはずの世界で傷つけあう様は滑稽にさえ見えます。
今年で戦後79年。
この痛んだ世界の中でクリスチャンは平和をつくり、破れ口に立つことがますます求められると思います。
まずは一番身近な人との平和をつくることからはじめていきましょう。
神様との関係が正しく平和であることから全てが始まります。
(小山晶子牧師夫人)